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PowerPointのプレゼンテーションにタイマーを追加するアドインを作成しました

概要

LTやプレゼンをする時、大半の場合時間制限があります。
時間制限を意識しながらプレゼンできるといいなと思い、アドインを作ってみました。

動作環境の対象はWindows限定となっています。

また、セキュリティ周りの関係でインストールがすこぶる面倒です。

利用したもの

  • Microsoft C-Sharp 8.0
  • .NET Framework 4.7.2
  • 2016VSTOアドイン

インストール方法

  1. GitHub Releases から 最新の PptTimerAddin_vX.X.X.zip をダウンロードします
  2. ダウンロードしたzipファイルを展開します
  3. ダウンロードした setup.exe ファイル以外の
    プロパティを開き、”セキュリティ”の項目を”許可する”に設定します。
  4. setup.exeを起動します。
  5. Windows SmartScreenが動作します。無理やり実行してください。

インストール失敗時に出る警告文

System.Security.SecurityException: このアプリケーションのカスタマイズされた機能は動作しません。PptTimerAddin の配置マニフェストに署名するときに使用された証明書が信頼されていないか、アプリケーションが信頼された場所にありません。詳細については管理者に問い合わせてください。

この警告文が出る場合は “インストール方法”の(3)ができているかどうかを確認してください

使い方

アドインをインストールすると、リボンに “アドイン” タブが追加されます。

image
ここからプレゼンタイマーを制御できる

プレゼンタイマー有効化

PptTimerAddinは “プレゼンタイマー有効化” にチェックを付けることで動作します。プレゼンテーションを開始すると自動でタイマーを展開します。

有効時にプレゼンを開始した図, タイマーが表示されている

タイマーの移動・ポーズ/再開

タイマーはクリック&ドラッグで任意の位置に移動させることができます。
他にも、タイマーのダブルクリックで “ポーズ/再開” を行うこともできます。

タイマーの色の変更

タイマーの色の変更は “タイマーの色の変更” より行うことができます。

今の所 “文字色” “背景色” “強調色”の3項目を編集できます。

自動タイマースタート機能

プレゼンテーションを開始すると同時にタイマーを開始します。

おわりに

2016VSTOアドインとC#を使ってPowerPointAddinを作ってみました。

このVSTOというフレームワークはあまり使われていなくて、例のごとく英語でググり続ける事になりました。

割と引っかかった部分が多かったので、気が向けば記事にしたいですね。

Atria

大学生個人開発者| AtCoder(茶) / C# / VBA /その他趣味いっぱい