この記事は旧ブログサービスからの移植記事です。
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忙しい人のための説明
AndroidでWin-PCのマウス操作ができるシステムをC#で作り、GitHubに公開しています。
https://github.com/Atria64/SmartController
作ったもの
クライアント(Android)の画面
起動した際に表示されるQRコードを読み取ることで 同一Wi-Fi内の端末を探し ペアリングを行います。
ペアリング完了後はクライアント(Android)画面をスワイプしたりすることでPCをリモート操作することが可能になります。
操作一覧
- タップ→クリック
- ダブルタップ→ダブルクリック
- ロングタップ→右クリック(既定値は0.5秒以上のロングタップ)
- スワイプ→カーソル移動、タッチ地点から離れるほど素早くカーソル移動
対応環境
PC
- Windows10 64bit
- .NET Core 3.1 が動くこと
Android
- 最低APIレベルは26、プラットフォームバージョンはAndroid 8.0以上
利用技術
コードはすべてC#製
PC(Server)
- .NET Core 3.1 WPF
- ZXing.NET
- System.Drawing.Common
Android(Client)
- Xamarin.AndroidX
- ZXing.NET.Mobile
- Xamarin.AndroidX.ConstraintLayout
- Xamarin.AndroidX.ConstraintLayout.Solver
開発の経緯
もともと人前に出て話すことが多い自分は「プレゼンターほしいな~」と考えていました。
しかし、プレゼンターは機能の割に意外と高くて手が出ませんでした。
(logicoolとかのいいやつだと1万超えちゃう)
そこで、Android端末をプレゼンター代わりに使いたいなと感じました。
さすがに誰かかしら開発してるだろうと調べた結果、Microsoft office-remoteというやつを見つけたのですが、スマホ側のアプリケーションが消えていたりしていて使用できませんでした。
で、ないのならば作ってしまえということで個人開発を行ったわけです。
といってもこのコロナ禍で使う機会なくなっちゃったのですが。
今後の展望
今後やっていきたいことは
- テスト環境の導入
- 対応プラットフォームの拡充
- ドラッグアンドドロップの対応
- 画面回転の対応
- プレイストアへの公開
など様々なことが挙げられますが、使う機会が中々なくなっちゃったのもあってしばらく開発に手はつかない気がします。