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8/28(土)~8/29(日) で行われたSPAJAM2021第一回予選参加レポートです。
そろそろ参加してから1ヶ月経ってしまうので、急いで書き記します。
参加の経緯
大学内でいつもつるんでいる5人組でハッカソンに出てみようとなったのが参加のきっかけです。
ハッカソンに出るとして、今まで参加していたハッカソンはすべて学内で行われているものだったので、 そろそろ外部のハッカソンに出たいな~となりました。
チーム名は今まで通りの「よわよわ」を利用し、ちょうど募集のあったSPAJAMに参加することにしました。(Hack Uも検討したのですが、動き出しが遅く参加タイミングをすでに逃していました)
チームよわよわのメンバー編成は以下の通り。まぁまぁなバランス感覚です。
- Atria(あとりあ) - Androidの実装担当
- あわあわくん - ハードウェアの実装担当
- たつお - サーバーサイド実装担当
- ゆひ - 企画、プロモーション担当
- よっすー - 企画、デザイン担当
SPAJAMとは
SPAJAM(すぱじゃむ)とは「温泉でハッカソン」を合言葉にしたハッカソンで、今年で8回目を迎えるらしいです。
SPAJAMでは、最大5人のチームメンバーで当日発表されるテーマをもとに土日の2日間でアプリ開発を行います。
重要なルールの一つとして、開発するアプリケーションは iOSやAndroidのスマートフォンの端末上で実行可能なネイティブアプリケーションであることが必須です。
また、嬉しいことに参加前日にはノベルティが届いていました。
たくさんのノベルティ!
てぬぐいはこんなかんじ
当日の雰囲気
参加者層とテーマ公開
第一回予選には自分らのチームを含んで(記憶が正しければ)合計8チーム出ていました。参加者層は体感で社会人6割学生4割といった感じでした。
ハッカソンテーマは当日のZoom上で公開されました。
公開されたテーマは「ペット(生き物)」。「ペットボトル」のような認識変えは禁止とのこと。
「(生き物)」という記述については、生き物であると認識できれば良いとのことでした。
うちのハッカソンメンバーのほとんどはペット(生き物)を飼ったことがなかったため、どうしたものかとなりました。
フィールドワークとアイディア出し
ペットを飼ったことがないという課題を抱えていたチームよわよわは「とりあえずペットの概念を知らなければならない」ということでメンバーの一部でFWをすることになりました。
Androidとサーバーとデザインの担当者はアイディアがなくても利用するであろう基礎部分の作業、それ以外の担当者がFWで情報をとってくるという作戦を組みました。
実際に猫カフェに行ったことは発表資料にも入れた。
FW後、“猫の可愛さの概念をみんなに伝えたい”という思いを共有し、プロダクトの開発がスタートしました。
開発/発表資料作成
正直開発中の記憶はそこまで鮮明ではなく、「ただただキツかった」ということを覚えています。
また、友人が持ってきてくれたチョコバーが美味しかった、魔剤持ってきてくれて助かったということも覚えています。
激甘だったことを覚えている
作ったもの
最終的に自分たちのチームは、概念的に猫を飼えるプロダクト「ConCat(コンキャット)」を開発/提案しました。
開発の背景
我々のチームは「なぜ猫はかわいいのか」について真剣に考え、その可愛さの本質は「邪魔をしてくる」という中にあるのではないかと考えました。
https://youtu.be/M1M9hrnGUKg?t=128
こういうのかわいい
つまりキーボードの邪魔をしてくることが猫の本質であると考えました。
ここから更に考えると、キーボードの邪魔自体がネコなのではないでしょうか?
そこで我々はキーボードを勝手に入力する装置 “BADUSB(ネコ)“を作りました。
This is cat.
システムの流れとしてはこうです。
- BADUSB(ネコ)が適当なキーを勝手に入力し始める
- ConCatアプリを起動し、シェイクすることで概念猫を撫でる
- 撫でることによって猫は満足し、キーボードの邪魔をしなくなる
ConCatシステムを導入することで概念的に猫を飼い、可愛さを享受することができるのです。
(背景がニッチすぎる分、説明が難しい)
使用技術
なんやかんやハードからサーバー、フロントエンドまで一通りみんなで開発しました。
Androidでちょっと工夫したところ
Androidアプリケーションとハードウェアのサーバーを介したペアリングの実装で、Androidの個体識別番号を取ろうとしたのですが、どうやら Android 10 から取れなくなったようで苦戦しました。
一意の識別子に関するベスト プラクティス|Android デベロッパー
この問題は結局フィンガープリントを取得できる超便利なライブラリを使って解決しました。開発者さんありがとう。
参加した感想と反省
二日間は短い
あまりにも無理。短すぎる。なんもできん。
メンバーのほとんどが2日日程に慣れてないことに加え、アイディアで時間を使いすぎたのもきつかった…
もっと時間をうまく使いたい。反省点を上げろと言われたら一番最初に出てくる反省点です。
アイディア出しに納得するまで動かなかった
納得せずとも動き出してよかったのではないかなーと振り返って思います。
ただアイディアに時間かける特色を持つチームなので、どの程度で見切りをつけて進み出すのかの判断が難しいのも事実。
ハッカソンが始まる前に決めてしまうなどの対策とってもいいかもなーと考えました。
これら以外は特に問題もなく、楽しく終われてよかったなーって感じです。
SPAJAM2021では優秀賞のうち3チームくらいが本戦に出れるかもしれないらしいです。
本戦、出たいな~