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IFTTTで出勤記録を簡単にする

IFTTT,ご存知ですか?

IFTTT(イフト)は様々なWebサービス同士を連携させることができるサービスです。
「Gmailを受信したら、その内容をツイートする(危ない)」のようにサービスの連携が可能になります。

今回はこのIFTTTを利用して、出勤記録の自動化を図ります。

つくるもの


Google Assistantに「出勤します」などのワードで出勤を記録する。「退勤します」といえば退勤を記録する。

つかうもの


  • IFTTT
  • Google Assistant
  • Google Spreadsheet

できたもの


ゆっくりが喋ってますが、本当は僕の声で操作しています。

つくりかた


1.アカウントの作成・ログイン

IFTTTのアカウントを持っていない方はアカウントを作成し、ログインしてください。

また、各サービスを使用するに当たって、各サービスの利用設定も行ってください。

2.出勤記録のアプレットを作成する

IFTTT-Createにアクセスして新規アプレットを作成します。

If This Then That(IFTTT)

Thisをクリックするとトリガーとなるサービスを選択する画面に遷移します。ここでは「Google Assistant」を選択します。

検索バーで絞り込みができます

GoogleAssistantを選択するとChoose triggerの画面に遷移するので、Say a simple phraseをトリガーに選択します。
頑張って英語を読めばわかりますが、今回選択するSay a simple phrase以外にも興味深いトリガーがいくつかあるので、別の機会で使ってみると楽しいかもしれませんね。

一番左の Say a simple phrase を選択します

Complete trigger fields の画面に遷移後、必要な情報を入力していきます。

各項目の説明は下にあります

項目の説明

  • What do you want to say?
    • 必須入力項目です。トリガーとなる発声を定義します。
      ここでは「勤務します」と登録します。
  • What’s another way to say it? (optional)
    • 必須入力項目ではありません。
      トリガーとなる発声を複数定義する場合に入力します。
  • And another way? (optional)
    • 必須入力項目ではありません。
      トリガーとなる発声を複数定義する場合に入力します。(2)
  • What do you want the Assistant to say in response?
    • 必須入力項目です。Google Assistantの返答を定義します。
      ここでは「出勤を記録します」と設定します。
  • Language
    • 使う言語を設定してください。

設定が終了したら、次に動作部分「That」を設定します。

設定がうまく行っているとthisの部分が変わっています

「That」をクリックすると、先程と同じくサービス選択画面が出るので「Google Sheets」を選択します。

Google Spread Sheetではないところが罠です

Google Sheetsを選択後、Add row to spreadsheet を選択します。

一番左の Add row to spreadsheet を選択します

Add row to spreadsheet の画面に遷移後、必要な情報を入力していきます。

各項目の説明は下にあります

項目の説明

  • Spreadsheet name
    • 情報を記録するSpreadsheetの名前を設定します。
      ここで設定されたSpreadsheetがGoogleDriveのフォルダ内に見当たらない場合、自動でSpreadsheetが作成されます。
  • Formatted row
    • 情報を記録するときのフォーマットを設定します。
      「|||」を使うことでセルを分けます。
      最初の映像のように動かす場合は「{{CreatedAt}}|||出勤します☘」とします。
  • Drive folder path
    • Google Driveのフォルダパスを設定します。
      この時フォルダが見当たらない場合は自動で「IFTTT」という名前のフォルダが生成されます。

最終設定画面です

最後に作成したアプレットの名前を設定します。アプレットが動いたときにメール通知が欲しい場合は、「Receive notifications when this Applet runs」をオンにしておきます。

これにて、出勤アプレットの完成です。

3.退勤記録のアプレットを作成する


基本的には先程の手順通り進めます。

新しくアプレットをもう一つ作成し、「出勤」としていたものを退勤用に変えるだけです。

IFTTTを使えばプログラミングを使わずに便利なものを作れる


今回はIFTTTでの出勤管理自動化もどきを紹介しました。

IFTTTは簡単に色々なアプレットを作成できます。色々使って遊んでみると楽しいですよ。

Atria

大学生個人開発者| AtCoder(茶) / C# / VBA /その他趣味いっぱい